シンプソン・ロンドンの歴史は、1860年に創業したタナー・クロール社から始まります。
英国最高峰のバッグメーカーとして有名な、19世紀に創業したタナー・クロール社。
英国王室御用達を受け、紳士靴や革小物をオーダーメイドで作り上流階級や特権階級の人々に喜ばれていました。
そんなタナー・クロール社に惚れ込んだのがエルメスでした。
1990年代に入ってからエルメスはタナー・クロール社を傘下とします。
しかしタナー・クロール社のビスポーク部門の職人たちは、タナー・クロール社の灯を消さないためにのれん分けをし、1997年にシンプソン・ロンドンが生まれました。
シンプソン・ロンドンを率いるのは、タナー・クロールの創業者一族であるロバート・シンプソン。
現在ではロンドン市内に工房を構え、世界中のセレブたちから支持を集めています。
シンプソン・ロンドンは、タナー・クロール社が150年以上受け継いできた技術や伝統を継承し、今日でも高い技術力を持つ職人たちが、洗練されたデザインを追求しながらも機能性に富んだ最高級の革製品を提供しつづけています。
また、品質への高いこだわりから、イギリスに伝わる伝統的なブライドルレザーはもとより、コードバン、クロコダイル、カーボンレザー、加工に高い技術が必要なエキゾチックレザーを使用して丹念に手作りされています。