1975年に創業した、イタリアの靴ブランド「サントーニ」。
他の有名イタリア靴ブランドが100年以上の歴史を持つことと比べると、サントーニはわずか40年ほどで靴のトップブランドの仲間入りをしました。
この短い期間にトップブランドの仲間入りができた理由には
・専門のデザインチームがある
・手染め部門がある
・靴のデザインによって最適な製法を選ぶ
・製法を選び分かることができる実力
・モダンな色使い
・特徴のあるシルエット
このようなことが上げられます。
もともとサントーニは街の小さな靴製造会社で靴づくりのノウハウを習得し、その後に工房を設立したのが始まりだと言われています。
創業から20年で、ニューヨークに一号店。
その後は、ミラノや東京、モスクワ、ローマなどに直営店を展開し、瞬く間にイタリアを代表する靴メーカーとして成長しました。
サントーニは社内で一貫した生産システムを持ち、高いクオリテイを保つことに力を入れています。
通常、靴ブランドは、ブランドの特徴として製法や構造を持っています。
しかし、サントーニの場合は「作る靴」のモデルによって、そのモデルに最適な製法や構造を選ぶ特徴があります。
これは、ひとつのブランドの中に、それぞれの製法や構造を扱える優れた職人がいることを示し、他の靴ブランドにはない高いクラフトマンシップのあらわれとも言えるでしょう。
現在は、紳士靴、婦人靴はもとより、子供靴やアクセサリーなど幅広いアイテムを展開。
異業種とのコラボレーションにも力を入れ、新しい展開を常に行っています。