「真のスイス製機械式時計」を企業理念の一つに揚げているのが「オリス」です。
オリスは1904年、ポール・カッティンとジョルジュ・クリスティアンが、スイスのヘルシュタインで創業したのが始まりです。
「オリス」の名は、当時創業した近くに流れる川「オリス川」に由来すると言われています。
オリスは珍しく、最初から「腕時計専門メーカー」でした。
そのため他社とは違ったデザインや技術を用いるのが特徴です。
また、オリスの腕時計は価格帯にも特徴があり、日常生活で使うことを想定した比較的廉価な機械式時計の製造を行っています。
オリスは「4,000スイスフランまでの価格帯のスイス機械式時計の分野では、他の追従を許さない」としています。
そして「デイリーユースを目的として制作された最高品質基準」であることも、ホームページにおいて公表しています。
オリスは当初、機械式時計の命でもある「ムーブメント」を自社で製造していました。
その後、スイス時計で有名なムーブメントの供給ブランド「エタ」の半完成品をベースに、自社用に加工して使用。
しかし、2014年、オリス創業110周年からは、自社製ムーブメントの製造を再開。
現在では、
・ミュージシャン
・ダイビング
・航空
・モータースポーツ
などと、パートナーシップを築き、新たな展開とより優れた製品作りに力を注いでいます。