1823年、英国のチャールズ・マッキントッシュが設立したブランドです。
マッキントッシュは、今もレインコートが有名なブランドです。
英国では、今でも「レインコート」の総称として「マッキントッシュ」と呼ばれているくらいです。
マッキントッシュのレインコートは、馬車が街を行き交っていた時代、雨に悩まされていたロンドンの人たちに、新しいコートとして受け入れられました。
それまでは、布に油を染み込ませ防水していたくらいだったところに、マッキントッシュは、2枚の生地の間に「天然ゴム」を溶かして熱で圧着。
革新的な防水布を作り、その布でコートを制作しました。
このコートは、防水性に優れていたため、乗馬用コートとして人気となり、その後は高い機能性から、2度の大戦で英国陸軍のコートとして使用されました。
このような優れた防水性の高いレインコートでしたが、最初の頃には
・臭い
・硬さ
・重さ
などの問題を抱えていたと言われています。
マッキントッシュは、このような問題を研究し改良を加えることで、高い品質をキープしたまま、より扱いやすいコートへと改善していったのです。
そんなマッキントッシュが、2011年1月、高級住宅街であるメイフェア地区に、初となる旗艦店をオープン。
翌年の2012年には、世界で2店舗目となる旗艦店を、東京・南青山にオープン。
これまで以上に、マッキントッシュの知名度が日本でも定着し、秋雨の中をマッキントッシュのレインコートで出歩く人が増えてくるのではないでしょうか。