1797年にスコットランドで創業した、世界最古の生地メーカーと言われているのが「ジョンストンズ」です。
ジョンストンズは、カシミヤやビキューナをはじめ、メリノウールやラムズウール、キャメルヘアーなど、高級素材を使った生地を作り続けてます。
現在でも変わることなく、原毛から厳選し、紡績、機織り、ニッティングにいたる全ての工程を一貫して行うめずらしいメーカーです。
高い技術力と長年の実績から、王室御用達を受けるロイヤルワラントの一つです。
1920年代には、ココ・シャネルなどのフランスデザイナーが、スコットランドのジャージーを好んだことから有名に。
グレースケリーもスコットランドのカシミヤを愛用していたことから、さらに注目を集めるブランドとなりました。
1960年代に入ると、自社でニット製品を手掛けるようになり、過去エルメスのカシミヤ製品を手掛けていたこともあります。
現在では生地やニット製品だけにとどまらず、ニットアクセサリーやホームコレクションも展開。
ジョンストンズ・オブ・エルガン社が事業を展開し、日本でも知名度を上げ、ファッション雑誌でも掲載されることが増えています。