今から2世紀以上前。産業革命の時代である1784年に、イギリスのダービーシャー州マトロックにて創業したニットブランドが「ジョン・スメドレー」。
創立者はピーター・ナイチンゲールとジョン・スメドレーの2人。
ピーターは、かの有名なフローレンス・ナイチンゲールの叔父にあたります。
ピーターは会社資産の一部を保有していましたが、工場の経営はジョン・スメドレーが行っていました。
ジョンの引退後はスメドレー家が経営を継承し、事業を世界的に拡大させていきました。
ジョン・スメドレーのニットの特徴は、30ゲージの軽量さと繊細な編み目。
特にニットで最も繊細さが求められるボディの部分は、今もハンドメイドで作られています。
そして、他では手に入らないような厳選された素材を使用することで、まるでシルクのような光沢、カシミヤのような肌触りをコットンとメリノウールから生産しています。
また、ジョン・スメドレーは「水」に関してもこだわりを持ち、良質な水を使うことでニットの着心地や柔らかさを追求。
その高いクオリティから数々のメゾンのニットウェアも手掛け、現在では直営店もオープンし事業を拡大しています。