1866年、イギリスのロンドンでジョン・ロブが創業したオーダー靴専門店。
現在でも世界でもっとも評価の高い靴ブランドであり、名門中の名門なのがジョン・ロブです。
ジョン・ロブはイギリスで生まれたのに、ゴールドラッシュでオーストラリアへ移住。
移住先のオーストラリアで靴職人として名声を得ました。
その後、イギリスへ戻り、1866年にオーダー靴専門店として工房を始めたのが始まりです。
工房を開設し、すぐに英国の王室御用達(ロイヤル・ワラント)の称号を持つ名職人に。
政治家や財界のエリート、上流階級、特権階級の顧客だけにオーダーメイド(ビスポーク)の靴を提供していました。
1902年に2代目がパリに支店をオープン。
数々の名作を発表し続け、ジョン・ロブは発展していましたが、1976年には経営難に陥ります。
数々の名作を発表し続け、ジョン・ロブは発展していましたが、1976年には経営難に陥ります。
しかしジョン・ロブで引き継がれている職人の技術力の高さにエルメスが惚れ込み、エルメスがジョン・ロブのパリ支店と商標を買収。
エルメスグループにジョン・ロブが入ったことで、エルメスの指揮の元、ジョン・ロブは既製靴を始めます。
このスタートが現在「世界最高の既製靴」と呼ばれる「ジョン・ロブ・パリ」となり、日本で販売されている「ジョン・ロブ」は全て「ジョン・ロブ・パリ」のものとなっています。
現在は靴だけではなく、財布やベルトなどレザーアイテムも取り扱っており、男性ファッションに欠かすことができないブランドとなっています。