1921年、グッチオ・グッチがイタリアで創業したレザーグッズ専門店が始まりです。
グッチオ・グッチは創業から数年間で成功を収め、革新的なデザインの発表を続けます。
乗馬の世界からインスパイアされたデザインを始めとする、数々のバッグやトランク、手袋、鞄、ベルトは、フィレンツェで休暇を楽しむために訪れた海外の顧客を楽しませました。
このような成功を収めた創業者グッチオ・グッチの後を、彼の息子が事業を継承。
事業を継承した後、グッチはイタリアブランドとして初めて、アメリカ・ニューヨークへショップをオープンします。
1960年代半ばには、伝説的なグッチの「二重のGロゴ」を採用。
グッチにとって新たなシンボルが決まった瞬間だと言われています。
1970年代には香水やウィメンズの既製服を発表。
グッチはアメリカだけでなく、ロンドンやパリ、東京へショップをオープンし、グローバルな展開を進めていきます。
現在グッチはバッグや靴、サイフなどの皮革アイテムをはじめ、アパレルや宝飾品、時計や香水など、幅広く手がけています。
以前は「グッチ・グループ」として系列会社の代表的ブランドでしたが、1990年代に起こった「お家騒動」により、フランスの流通大手企業「PPR」の保有会社となりました。
現在「PPR」は「ケリンググループ」と社名変更を行い、グッチはその構成企業という位置づけになっています。