「希代の天才時計師」
「ブレゲの再来」
このように呼ばれるのが、時計師フランク・ミュラーです。
1992年、スイスのジュネーブで創業。
時計学校時代から天才と呼ばれた時計師であり、卒業するとすぐに独立。
オーダーメイドの時計制作により資金を集め会社を設立。
フランク・ミュラーは、パテックフィリップやヴァシュロン・コンスタンタンなどの高い技術と複雑時計への知識が必要な高級時計の修復作業を行っていたことから、自身の時計にスイス時計の伝統的な技術を十分に継承しています。
フランク・ミュラーのデザインを見てみると、トノー(樽)型の美しい曲線ケースが有名でしょう。
アンティーク時計に使われる「ビザン数字」、古典的な「ブレゲ数字」など、アンティーク時計の修理で培われた知識と技術があってこそ、フランク・ミュラーのオリジナルデザインが生きていると言えます
フランク・ミュラーは現在、次のようなブランドも展開しています。
・ピエール・クンツ:レトログラード時計の製造
・ヨーロピアン・カンパニー・ウォッチ:アール・デコ様式の腕時計製造
・ロドルフ:複雑時計製造
他にも、家具や食器、テーブルクロスなどを手がける事業もあり、時計だけにしばられない、フランク・ミュラーの世界を拡大しています。
2017年には、フランク・ミュラー25周年を記念し、iPhoneケースを発表。
これからも新しい分野へ進出していくフランク・ミュラーに期待したいですね。