1735年、スイスのヴィレルにて創業した、現存する時計ブランドの中では最も創業年度が古いと言われています。
創業者のジャン・ジャック・ブランパンの意志を引き継ぎ、創業以来一貫して「丸いデザインの機械式時計」を作り続けるブランドとしても有名であり、1953年に発表された「フィフティファゾムス」は、ダイバーズウォッチの元祖とも呼ばれ親しまれています。
このような輝かしい歴史と技術を持つブランパンですが、1970年代に起こった「クォーツ式時計」の普及により、一旦は製造を休止する時代を経験。
その後1983年、オメガによる支援を受け、ブランパンは時計の製造を再開。
さらに、スウォッチの活躍により、スイスの機械式時計が復活したことで、名門ブランドである「ブランパン」が復活しました。
世界的な機械式時計の再評価により、1991年には創業年度である「1735」をネーミングとして使った時計を発表。
最新の高度な技術を使い「トゥールビヨン」「ムーンフェイズ」「スプリットセコンド・クロノグラフ」など、6つの機能を盛り込んだ、ブランパンらしいこだわりの時計となっています。
現在は自社ムーブメントを搭載したモデルを発表するなど、マニファクチュール感をアピールすることで、他のブランドとの差別化を計っています。