靴の中でもレザーシューズは、おしゃれに欠かすことができない大切なアイテムのひとつです。
レザーシューズには、様々な形ありますから、特徴を覚えておくことで必要なシーンに合わせやすくなります。
靴の形は大きく分けて、10種類あります。
(1)プレートゥ
つま先に何も飾りのない、レザーシューズの基本形です。
フォーマルからカジュアルまで、広い範囲で使えます。
(2)ストレートチップ
つま先に横一文字の切り替えが入っています。
ドレスシューズの基本です。
(3)セミブローグ
つま先に横一文字の切り返しとメダリオンと呼ばれる装飾があります。
英国貴族由来の靴と言われています。
(4)フルブローグ
つま先にW字型に切り返しがあり、メダリオンが装飾されています。
英国の狩猟用シューズが発祥と言われています。
フォーマルよりもカジュアル向きな靴です。
(5)シングルモンク
バックルでストラップを留めて、足の甲を締める靴です。
アルプス地方の「修道士(モンク)」が履いていた靴が原型と言われています。
(6)ダブルモンク
シングルモンクのストラップとバックルが2つになったものです。
シングルモンクから発展したデザインです。
(7)コインローファー
「怠け者」という意味の靴です。
靴ひもを結ばなくても、脱ぎ履きできるところから「ローファー(怠け者)」という名前がついたのでしょう。
スリッポンタイプの靴なので、カジュアル向きです。
(8)タッセルローファー
ローファーのひとつで、甲に房の飾り(タッセル)がついています。
ドレッシーなデザインなら、スーツにも使えます。
(9)チャッカブーツ
くるぶしを覆うくらいの履き口のショートブーツです。
2つ、または3つの鳩目をひもで留めて履くのが特徴です。
ポロ競技の靴から始まったと言われています。
(10)ユーチップ
つま先にU字型の切り返しがある靴です。
ゴルフシューズが起源で、その後は軍隊に広まった経緯を持っています。
ルーツからみてわかるように、カジュアル向きです。
フォーマルシーン、スーツスタイル、カジュアルスタイル。
それぞれに適した靴の形があります。
外さないように、気をつけて選んでください。