プルオーバーとは「pullover」と書きます。
この単語からイメージできるように、プルオーバーとは
「被って引っ張る」
という意味です。
単語の意味の通り、頭から被って、引っ張って着るタイプの服を「プルオーバー」と呼んでいます。
ということは、
・セーター
・ロングTシャツ
・カットソー
・パーカー
女性ものなら、
・ワンピース
・ブラウス
なども、頭から被って着るタイプだと「プルオーバー」ということになります。
このようにプルオーバーはデザインや着かたのことであり、素材が何かということにはこだわりません。
ですから、素材が全く同じ、形も同じ衣服があったとしても、ボタンやジッパーで前や後ろが開くタイプをプルオーバーと呼ぶことはありません。
過去、ニット(セーター)系をすべて「プルオーバー」と呼んでいたこともあるため、一部では前開きのセーターを「プルオーバー」と呼んでいるところもありますが、正確には「被って着る」ものが「プルオーバー」となります。
プルオーバーは、見た目の印象からも伝わってきますが、スマートで活動的な衣服です。
もともと19世紀末から20世紀初めにかけて着られるようになり、現在ではメンズ・レディース関係なく「プルオーバー」の衣服が販売されています。