ビスポークとは、個々の購入者の注文や嗜好、用途に合わせて作る「カスタムメイド」のこと。
この言葉は、スーツ発祥の国である英国で頻繁に用いられている。
ビスポークの起源は「be spoke(何かを語る)」という意味の動詞「be speak」に由来している。
これは、顧客とテーラーが「話をしながら」スーツの注文を受けていくところから、こう呼ばれるようになったと言われています。
話をしながら、顧客の要望にフィットした服を仕立てていく様は、まさに「be spoke」という表現がぴったりだったのでしょう。
現在ビスポークという言葉が表現するものには、完全なオーダーメイドから、パターンオーダー、既製品を改良するものまで、「ビスポーク」と言われるようになっています。
また、現在はスーツだけに限らず
・オーダーメイド医療のことを、bespoke medicine
・オーダーメイドの靴のことを、bespoke shoes
・オーダーメイドのジュエリーのことを、bespoke jewelry
・オーダーメイドの靴のことを、bespoke shoes
・オーダーメイドのジュエリーのことを、bespoke jewelry
というように使われることも増えています。
そして、アメリカ英語における
・カスタム・カー
・カスタム・バイク
・カスタム・バイク
のように「改造」という意味でも用いられている傾向があります。
特にアメリカでも「ビスポーク・スーツ」という表現もあり、本来のオーダーメイドの意味を越えた言葉になりつつあります。