ドレスという言葉から「礼服用のシャツ」というイメージがありますが、本来は男性のスーツの下に着用する白や淡色のシャツを指します。
日本ではワイシャツ、あるいはカッターシャツと呼ばれていますが、ファッション誌ではドレスシャツと呼ばれています。
ちなみにワイシャツの語源は、英語のWhite Shirts(白いシャツ)がなまった和製英語と言われています。
それでいくと「ブルーのワイシャツ」というのは正しい表現ではありませんね。
シャツの素材は綿やポリエステルが多く、シワが気になる人はポリエステルを含んだものを選ぶといいでしょう。
ビジネスシーンでスーツの下に着用するなら定番のブロードタイプ。
糸の太さが細くなればなるほどに柔らかな手触りになり、表面に滑らかさと光沢が増します。
カラーは白やブルーが一般的です。
また、ブロードに続く定番生地でもあるオックスフォードタイプは通気性の良い夏向きの生地。
ブロードよりも生地が厚く、粗い組織で織目がハッキリしています。
ボタンダウンに良く使われる生地でシワになりにくく、スーツをよりカジュアルに仕上げたいときに使われます。
ただし正装を求められるシーンや職場ではフォーマルさが多少かけるため、不向きな場合があります。