ディンプルとは、ネクタイを結んだときにできる、結び目の「えくぼ」のことを言います。
ネクタイは、ただ結んでおけばいいというものではなく、フォーマルな印象を与えたいとき、男性の装飾アイテムとしてもっとも視線を集めるものですから、その結び方にもこだわりが必要です。
一般的によく使われるディンプルは、ひとつだけ「えくぼ」のできる結び方と、「ダブルディンブル」と呼ばれる「えくぼ」が2つできる結び方があります。
まずは「えくぼ」がひとつのディンプルを作る結び方として、どんなシャツにも相性がいいのが「プレーンノット」です。
プレーンノットは、もっとも簡単で基本的な結び方です。
ネクタイを結び馴れない方は、この結び方から覚えておきましょう。
比較的ディンプルを作りやすいので、どうもうまくディンプルが作れないという場合には、プレーンノットを試してみてください。
ディンプルがふたつで、なおかつ結び目の三角形がきれいなのが「セミウィンザーノット」と呼ばれる結び方です。
この結び方は、ビジネス用にお勧めできる結び方。
どんなシーンでも使えますし、結び目のボリュームもほどよく、非常に印象のいいVゾーンを演出できます。
結び目にボリュームを持たせてオシャレな印象を与えたいなら、「ダブルノット」という結び方がお勧めです。
プレーンノットよりもボリューム感があるので、細く小さく見えません。
ふっくらとした結び目に仕上げながら、ディンプルをひとつにすることで、控えめなオシャレ感と信頼感を与えることができる結び方ですね。
ディンプルの基本は、まずは「ひとつ」。
馴れてくれば「ダブルディンプル」に挑戦しましょう。
ビジネスシーンで視線が集まる部分であるVゾーン。
ぜひ、ディンプルの数を変えてみて、オシャレなVゾーンを作り上げてください。