「セットアップ・スーツ」というように使われることが多いです。
既製品のスーツでは、上下セットのサイズが決まっていることが多いです。
ですから、ジャケットはぴったりだけれど、パンツが小さい。
このようなことが起こります。
そんなとき既製品のスーツでも「少しだけ」ならサイズを調整できますが、大幅にサイズ感を変更することはできません。
そこで、そんな問題を解消するのが、セットアップなのです。
セットアップの場合、ジャケットは上半身に合うサイズを選ぶ。
パンツは下半身に合うサイズを選ぶ。
そして、それぞれを合わせることで「スーツ」として着用できる。
このように、上半身と下半身のサイズに合ったアイテムを選ぶことで、お直しすることなく、ジャストフィットしたスーツが手に入るようにしたものを「セットアップ」と呼んでいます。
アパレルショップでは、同じ生地で作られたジャケットとパンツを、M、L、LLの3サイズで用意しておき、購入する人が
ジャケットは「M」で、パンツは「L」という選び方をします。
同じ生地で作られているため、ジャケットとパンツのサイズが違っても違和感なく、体にフィットした「上下揃い」のスーツとして着用できます。
また、セットアップを目的に作られたジャケットやパンツは、それぞれを単品で使うこともできます。
ジャケットとパンツの色柄を変えてみて、ジャケパンにするということもおすすめです。