柔らかく、伸縮性が高いニット素材を指します。
体に優しくフィットして動きやすいことから、スポーツウェアや部屋着として使われてきました。
主にポリエステル製が多く、家庭でも手軽に洗濯することができるので、最近では街着として着る人も増えています。
またポリエステル素材はシワになりにくいので、カジュアルな服装だけではなく、スーツやジャケットなどのかっちりとしたアイテムでも使われるようになったジャージー素材。
イタリアのファッションブランド「チルコロ1901(CIRCOLO 1901)」のジャケットは世界中で知られています。
タイドアップな着こなしはもちろん、ニットやカットソーを合わせてカジュアルダウンした着こなしをすることもできます。
ジャージーの語源はイギリス海峡のジャージー島からきています。
当時ジャージー島では、ウールなどの素材で編んだメリヤス編みのニットが作られていました。
この島、もとはローマ皇帝のジュリアス・シーザが英仏海峡の島のひとつに自分の名前をつけて、のちにその言葉がなまってジャージーになったと言われています。
ちなみに乳牛種のジャージー牛もこの島の名前にちなんでつけられているそうです。