オーダーでお仕立てするコツをつかんでいれば
お客様をスタイル良く変えることができます。
テーラー、フィッター、代理店として
販売・採寸するあなたはこのコツを知って、
お客様をダンディに変えてあげて下さい。
【1】お客様の要望を聞く
これがオーダーにおいて最も重要です。
・お客様の利用シーンはどんな場面か
・どんな目的で使おうとしているのか
・どう見られたいのか
お客様の話しの中から隠れている要望を見つけることが大事です。
それをつかむことができれば、あなたのリピータになるでしょう。
【2】コーディネイトのご提案
お客様のご使用シーンを聞いた上で
・スーツなのか
・ジャケパンなのか
・ジレがあったほうが良いのか
ビジネスシーンでも必ずしもスーツとは限りません。
ジャケット+パンツスタイルが見た目の印象を大きく変えてビジネスをお客様の思う方向に進めることもあります。
フォーマルな印象を使いたいとき、信頼感などのスーツの「格」が必要なシーンではスーツが効果を発揮します。
ジレがあるとドレスアップ効果と、ファッション感度の高さをイメージさせます。
あなたはお客様にどのコーディネイトが最もふさわしいのかをイメージして提案して下さい。
【3】生地選び
スタイルの提案と同時に進めるのが生地選びです。
ここがスタイリストとしてのあなたの2番目の山場です。コーディネイトの提案が生きるも死ぬもこの生地選びにかかっています。
お客様のご使用シーンと、見た目の年齢とを加味しながら選んでいきます。
顔色との相性と柄が大事なことは言うまでもありません。
それに加えて、ビジネスの出張などで使う場合は着心地の良さ以上にシワの強さを優先するほうが良い場合もあります。
人前で演壇などで話す場合は生地の光沢・上質感が必要な場合もあります。
1番目の「お客様の要望を聞く」の段階での話しがここで生きてくるのです。
今からオーダースーツを始めたいなら
ダンディズムコレクション 山下