あなたはオーダースーツ代理店を開業していますか?
それとも始めようか検討中ですか?
ダンコレ🄬ではオーダースーツ代理店支援事業を行っております。
オーダースーツ代理店に必要な情報を発信しております。
アパレル業界未経験で始められるオーダースーツ代理店にはたくさんのお問合せが届いています。
オーダースーツを作ったことがあっても、オーダースーツの種類は知らない方がほとんどです。
オーダースーツの種類について詳しくはYouTubeで説明しています。
オーダースーツ代理店であなたが提供できるサービスは何なのか、理解しておくことは重要です。
※この記事は約7分で読むことができます。
ではスタート!
「オーダースーツ」への期待とズレ
スーツの知識が何も無い人が「オーダースーツ」と聞いてどんなイメージを持つでしょう。
①自分のサイズに合わせて作ってくれる
②自分で生地を選ぶことができる
大きなところではこの2つでしょう。
①自分のサイズに合わせて作ってくれる
現在低価格オーダースーツチェーンは市場に飽和状態です。
出店だけではなく撤退する店も増えてきました。
オーダースーツが既製品と変わらない2万円前後で販売されるようになり、購入のハードルは非常に低くなりました。
お客様は初めてのスーツの購入が「オーダースーツ」からという人も少なくありません。
ここで購入する人は当然ですが「自分の身体に合う」と思っています。
ここにイメージとのズレが発生する原因があります。
先のYouTube動画でも説明していますが、低価格のオーダーで多いのはパターンオーダースーツです。
既製服スーツから袖丈やウエストを補正する「お直し」を仕上がる前に行うと思って下さい。
当然ですが既製服は平均点の服ですので、身体に合う人、合わない人が出てきます。
パターンオーダースーツは合う人合わない人が出てくるオーダーなのです。
②自分で生地を選ぶことができる
オーダースーツは自分の好みで生地を選ぶことができる。
では、どんな生地を選ぶことができるのでしょうか。
生地の色・柄・風合い、生地感、こういった部分でスーツは全く違ったものに仕上がります。
低価格パターンオーダースーツでお客様のイメージとのズレが起こるポイントがここにもあります。
低価格でオーダースーツを提供するためには
・縫製工賃を低く抑える
・生地代を低く抑える
こういったことが必要になります。
生地代を抑えるためには、たくさんの種類を在庫の奥ゆきを持って揃えることは不可能です。
マーク数(種類)を絞って、1種類あたりの在庫を多く仕入れることによって生地を安く仕入れようと考えます。
つまり、少ない種類で注文を受けるためには、万人受けするオーソドックスな色柄、効率的な生地に品揃えは集約されていきます。
オーソドックスな色柄を求めている人は満足しますが、スーツを数着持っている人には物足りなく感じてしまうこともあります。
単価も低く販売するしかなくなります。
あなたがオーダースーツ代理店として提供できるサービスは低価格パターンオーダースーツですか?
それとも違うオーダースーツですか?
あなたの顧客を満足させるに足るサービスですか?
オーダーだから何でもできるのは本当?
オーダースーツ代理店であるあなたから買うお客様はあなたのことを一般的な「テーラー」だと思っているでしょう。
オーダースーツ代理店とは代理店事業会社を通じて工場へ発注、仕上がりをオーダースーツ代理店が納品するものです。
つまり、オーダースーツ代理店であるあなたが、本部を通じて工場へ発注するオーダーがどんなオーダーなのか、それがそのままお客様へ提供するサービスとなるのです。
たくさんのゲージ服を使うのか、少ないゲージ服を使うのか、またゲージ服を使わないのか、それは採寸方法の問題でしかありません。
実際に本部を通して工場へ発注する仕組みが、パターンオーダースーツなのか、そうでないのかを理解しておくことは、あなたが提供するサービスでどこまで満足させられるのかを理解することができるのです。
「オーダーだから何でもできる」これは幻想なのです。
あなたが提供できるサービスを理解していますか?
まとめ
オーダースーツと一口に言っても種類があり、それによって提供できるサービスも変わってくることをご理解頂きましたでしょうか。
オーダースーツ代理店を始めているあなたは。どこまでのサービスを提供することができるのかを理解しておいてください。
それはお客様満足にも繋がります。
代理店事業会社を選ぶポイントにもなりますね。
ダンディズムコレクション 山下
ダンコレ®では独自のシステムによってアパレル業界初めての人でも、たくさんのお客様へ満足を提供しています。