このページを見ているあなたは、オーダースーツ代理店を開業しようとしていますか?
それともすでに開業していますか?
ダンコレ🄬ではオーダースーツ代理店支援事業を行っております。
オーダースーツ代理店に必要な情報を発信しております。
コロナウイルスの広がりにより本業のビジネスが難しくなっているとのお話しもよく聞くようになりました。
そんな中で副業としてオーダースーツ代理店を始めたいとのお問合せが増えています。
アパレル業界未経験で始められるオーダースーツ代理店ですが、アパレル経験者の方からのお問合せもあります。
今回はそんなアパレル販売員の方がオーダースーツ代理店を始めるときの注意点についてお話ししていきたいと思います。
ではスタート!
【このブログは3分程度で読めます】
アパレル経験者の落とし穴
百貨店のラグジュアリーブランド、SC(ショッピングセンター)内の専門店、路面の専門店、大手量販店、などなどアパレル販売員と一口にいっても様々な業態があります。
そしてそれぞれの業態ごとに仕事の内容は多少の差があります。
中にはオーダースーツの採寸、接客を日常業務として経験してきた人もいらっしゃいます。
またラグジュアリーブランドの比較的高単価商品を扱ってきている人もいます。
それぞれ経験されてきたことを生かしてオーダースーツ代理店を始めたいと考えているようです。
もちろんスーツのこと、生地のことなどの商品知識を始めとして、接客応対でお客様の求めているものを会話の中でつかむこと、そして提案するコーディネートによってお客様の生活がどう変わることができるのか、そういった接客スキルをアパレル販売員の皆さんは持っておられます。
こういったスキルはアパレル以外の業界からオーダースーツ代理店を始める方には無いものです。
ここまで読んだ方はやっぱり経験者は有利だなと思われましたか?
■ここでポイントが一つ
アパレル販売員はショップに来たお客様を接客していること
百貨店やSCなどのディベロッパー側が集客していたり、または自店で顧客への連絡やDM、SNSなどで集客しているかもしれません。
つまり自分の「ショップにお客様が来店」して、「接客している」ここが重要なポイントです。
オーダースーツ代理店をスタートしたとき、あなたのお客様はどこにいますか?
ショップにおいて個人情報の取り扱いは厳しくなっています。
ショップで勤務しながらお客様へ個別に連絡するのは、よほどの関係性ができた限られた人になるでしょう。
オーダースーツ代理店をスタートするとき
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あなたのお客様は誰ですか?
今まで積んできたキャリアは関係なく、個人の人脈からの繋がりが最初のお客様候補なのです。
他の会社員、また経営者など、もしあなたに知り合いがいればお客様となる可能性はあるかもしれません。
ですが、全く人脈が無ければ家族や親戚などに勧めていくことになるでしょう。
アパレル販売員としてきれいなショップで接客していたときとは違って、お客様のご自宅への訪問や、どこか場所を借りての接客、またはあなたのご自宅での接客もあり得るかもしれません。
「集客」が全くないスタート店舗に配属されたと考えてみるとわかりやすいでしょう。
集客方法を考えないといけませんよね。
ショップのときとは大きく違うのが「お客様がどこにいるのか」この部分になります。
逆にこの部分がしっかりしていればオーダースーツ代理店は成功間違いなしと言えるでしょう。
知識は無いよりもあったほうがいい
今までアパレル販売員としてブランド、アイテム、生地・素材などの商品知識を深めてこられたと思います。
オーダースーツ代理店はオーダースーツを売るのに無いよりあったほうがいい?と思ったことでしょう。
もちろん店頭に来店するお客様はショップのアパレル販売員を洋服のプロであると思っているでしょう。
そしてその期待に応えられる接客をするために商品知識を深めてこられたことでしょう。
ですが、商品知識が役に立つのは「接客」です。
接客に入るまでにオーダースーツ代理店は見込のお客様にあなた自身がオーダースーツを販売していることを伝えるところから始まります。
そのための人脈作りが重要です。
見込のお客様が見つかって、採寸接客のアポを取って、それから接客です。
あなたの深い商品知識が役立つのは、この最後の部分です。
人脈作りがしっかりできていれば、商品知識は最低限あれば販売することができるとも言えます。
WEBで様々な情報にアクセスできる時代なので、わからないことは素人であるお客様でもある程度調べることができます。
中途半端なアパレル販売員より知識が深いお客様もいたりします。
商品知識が役立つのは「接客」と「アフターフォロー」のときと考えておくほうが良いでしょう。
商品知識を持っているあなたが、オーダースーツ代理店を始めるときに必要なスキルは何ですか?
それを身に着けることにフォーカスして下さい。
知識よりも大事な○○
ショップの看板なしであなた自身がアクセスできる人脈、見込み客がどれだけいるのか。
大事なポイントがそこであることは、もうおわかりだと思います。
あなた自身に人脈が無い、見込客がいない場合、諦めなくても方法はあります。
異業種交流会などで人脈を広げる、知人に紹介してもらう、などの方法も一つです。
また、「営業力のある人と組む」という方法もあります。
人脈を持っている人、営業力のある人の力を借りてお客様と繋がる方法です。
紹介してもらった見込客がスーツを購入した場合、利益の分配やフィーを設定しておくとスムーズでしょう。
もしあなたが知人の美容室や不動産の会社を経営している人と繋がりがあれば、インショップとしてオーダースーツを販売させてもらえるケースもあります。
美容室×オーダースーツ
不動産×オーダースーツ
などのように異業種と組むことで、
・美容室にも販売メニューが増え集客に繋がるメリットがある
・不動産会社にも不動産以外でも来店する目的が生まれる
など、お互いにメリットが生まれる可能性があります。
実際にアパレル以外の業種でも副次的な売上を取れると、オーダースーツ代理店のお問合せされる方もいらっしゃいます。
アパレル販売員で人脈・見込客がもしなければ、どこかとコラボすることも考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
アパレル経験豊富なアパレル販売員がオーダースーツ代理店を開業するときの注意点についてお話ししてきました。
「接客」「アフターフォロー」こういったポイントでは商品知識が役立ちます。
何も知らないと「お客様が選ぶ」接客になる場合もあるでしょう。
しっかりした接客スキル、商品知識があればあなたから買った後にお客様が得られる未来についてもお伝えすることができるでしょう。
購入後の扱いなどのアフターフォローもできるでしょう。
あなた自身の経験がどこに生かせて、何が足りないのか、はっきりと理解しておくことで、オーダースーツ代理店の成功にも繋がることでしょう。
応援しています。
ダンディズムコレクション 山下
ダンコレオーダースーツ代理店支援事業なら代理店に必要なものは全て揃っています。