開業に必要な準備を理解する
前回オーダースーツショップを開業する際に
必要なコトについてご紹介しました。
今回は第2回です!
まずは前回のおさらいを
ここまではOKですか!
ではスタート!
店舗運営
ショップを構えて営業するのであれば
・ショッピングセンター等のテナントに入る
・個別で店舗物件を借りて出店する。
・自宅を改造して店舗にする
などになるかと思います。
大事なことはお客様に来ていただくことを考えなければなりません。
順を追って見ていきます。
ショッピングセンター等のテナントに入る
立地を重視するとショッピングセンター等のテナントに入ることになります。
その際はディベロッパー(ショッピングセンターの運営会社)側の意向が
当然ありますので、集客力のあるチェーン展開のショップがメインになります。
個人で開業したショップが出店することは難しいでしょう。
また仮に個人で開業したショップがうまくいっていて集客力が強く、出店できた場合。
ショッピングセンター内の出店場所があります。
人通りの多いところ、少ないところなど差が大きいです。
人通りの多いところは当然家賃も高いですし、
そういった好物件は集客力の強いチェーン展開のショップが多いです。
人通りの少ない場所は集客もショッピングセンター頼みでは難しくなるでしょう。
ショッピングセンター側は家賃が発生するのはもちろんですが、
それに加えて売上に対して場所代(ロイヤルティー)を支払うことになります。
それに加えて、そもそもショッピングセンター自体の集客力が強いか弱いか、
それにも店舗の売上は大きく左右されます。
集客力の強いところは個人ではなかなか出店が難しいのはもちろん、家賃もロイヤルティーも高くなります。
なので基本的には資金力があり、売上規模の大きい大手がメインとなるでしょう。
オーダースーツショップがオーバーストアな現状では
ショッピングセンターへの個人での出店は現実的ではないでしょう。
個別で店舗物件を借りて出店する。
これは先のショッピングセンター等に比べ出店しやすいでしょう。
出店しやすい反面、集客は自店舗だけで行わなければなりません。
人通りの多いところは当然家賃も高いですし、家賃の安いところは集客を考えなければなりません。
独自性の高い商品、店づくりでなければ、集客には工夫を凝らす必要があります。
出店しやすい反面、売上を確保していく方法を確立することが優先課題となります。
自宅を改造して店舗にする
これは自宅を改造する初期費用こそかかりますが、最大のメリットは、
家賃がかからない、自宅からの移動コストが不要などがあります。
ただし、住宅街にある家で営業するには集客等たくさんの課題があります。
集客以外にもたくさんの制限があり、それをクリアする必要があります。
まとめ
3つのケースについてお話ししました。
全てにおいて出店時の店舗工事・什器などのコストが発生します。
またショッピングセンターと、物件を借りて出店する場合は、
退店時に現状回復するためのコストが発生します。
そして全てに共通する課題は集客です。
オーダースーツショップがたくさんある中で
ただオーダーできるだけでは他にお客様は流れるでしょう。
お客様があなたの店で買う理由が必要です。
オーダースーツを開業するに当たって必要な出店のお話しをしました。
まだまだこれ以外にも必要なものはたくさんあります。
回を追ってお話ししていきます。
ダンディズムコレクション 山下
必要なツールが初期費用だけで全て揃うダンコレ・オーダースーツ代理店は