情報のインプット元が重要になる
あなたはオーダースーツ代理店を開業していますか?
それともこれから代理店を開業しようと考えておられますか?
どんな商品・サービスの営業・販売でも扱う商材をお客様へ説明することになります。
オーダースーツを代理店として営業・販売する際にも同じように商品のことを知る必要があります。
あなたはどこから情報を仕入れていますか?
スーツの基礎知識本
スーツの基本的な知識はスーツの着こなし方ハウツー本などに載っています。
例えば
・一週間の着こなし方
・スーツの着こなしマニュアル
・ネクタイとシャツの合わせ方
などなどたくさんの本が出ています。
こういった本は最初に一通り読んで基礎知識をインプットしておくと
その他の情報を目にする時も用語の意味なども理解しやすいでしょう。
そしてこの基礎的な部分は知っているお客様も多いということです。
お客様はオーダースーツ代理店を開業しているあなたを信頼して注文されるのですから、
お客様の要望に応えるためにも、スーツのマニュアル本は
スタート前に目を通しておくことがオススメです。
男性情報誌
最近のトレンド・流行を
知りたいのであれば男性情報誌を見る方法があります。
ターゲットとするお客様の層に合った雑誌を読むと良いでしょう。
例えばあなたのメイン顧客層がどこなのか
・20代~30代の一般会社員の層
・50代以上の経営者層
このように年齢や役職・年収などで
お客様層に大きな違いが出ます。
それに合った情報をインプットすることが必要なのです。
こういった情報誌にはファッション以外のこと、
アウトドアやレストラン、ヘルスケア等の情報も載っています。
これも雑誌が想定する読者層を意識した内容になっています。
ファッション以外の情報も同時に取り入れることができます。
SNS
一般の人の着こなしを知るならSNSに写真が数多くアップされています。
インスタはハッシュタグを使って知りたいアイテム名を入れて検索できるので、
ここで着こなし方やサイズ感を確認してから買う人もいます。
また海外の人がアップしている画像なら日本の常識のワクに無いコーディネイトなども参考になるでしょう。
ブログ等は自分自身のコーディネイトをコメント付きで紹介しているところも多いです。
ショップのスタッフブログなどはスーツの生地の説明が載っていたり、
衿型やシルエット等細かなデザインについて紹介しているものもあります。
オーダースーツ代理店としてのあなたの提案材料となるものもたくさんあります。
上質の情報を定期的に更新されているものはチェックしておくことです。
※SNS等の情報を見る際の注意点としては、
一般の個人が書いている内容は間違った情報が含まれていることがあります。
これはショップのスタッフでも同じことが言えます。
一つの情報源に偏らないようバランスを取ることも必要です。
上級編
基本のマニュアル本や雑誌、インスタ等はすでに目を通しているというあなたが、さらに違う提案をするために
・海外のファッションショー
これはWWDなどのサイトによく紹介されています。
https://www.wwdjapan.com/
今の市場のトレンドではありませんが、こういったショーで発表されるデザインが
2年後3年後に一般市場のファッションに影響を与えます。
全てのデザインが反映されるわけではありませんが、
ファッション業界が進んでいる方向を示しています。
・女性情報誌
一見メンズのスーツには関係ないように思われるかもしれませんが、
レディースのトレンドが数年経ってからメンズのトレンドになることが非常に多いからです。
スリム・タイトフィット一辺倒だったトレンドから
ビッグシルエット・ゆったりシルエットへと変化しているのもレディースからの影響です。
全てがメンズに反映されるわけではありませんが、
トレンドカラーのコーディネイトへの採り入れ方等も参考になります。
そして男性が気になる女子目線も大事なポイントです。
・スーツの歴史
スーツがどういった歴史背景で出来上がったのか。
今のスーツになるまでにどのような変化をたどってきたのか。
スーツのトレンドは数年周期で回ってきます。
歴史の変遷を知ることは次の流行を先取りできることにも繋がります。
まとめ
あなたがオーダースーツ代理店を開業するとき
扱う商材を知ることは第一歩です。
そしてたくさんの情報の中からあなたがお客様へ提案するものは、シンプルに絞っていくことです。
「何もかもできます」「お好きに決めて下さい」では
お客様はオーダースーツ代理店のあなたに委ねることができません。
たくさんの情報の中からのあなたの提案を大事にして下さい。
ダンディズムコレクション 山下
今すぐダンコレ®オーダースーツ代理店を始めるなら