ゼニア、今期春夏の生地も続々入荷中です。
そこで、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)2017 SS 生地をご紹介します。
ダンコレでは、最もよく出る生地が、イタリア最高級のエルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)です。
ゼニアのオーダースーツを始め、ゼニアのジャケットは秀逸です!
徹底的なこだわりを持ち、世界中の目利きをうならせ続けているイタリア最高級ブランドのゼニア。
一度羽織ると途端に他のスーツが色あせて見えるほどのしっとりとした着心地と自然な光沢感。
まさにワンランク上のあなたに相応しいブランドです。
今回はそんなゼニアについて2017年の春夏生地をご紹介します。
- 1 SUMMER TWIST(7750)
- 2 TRAVELLER(1880/1880U/3580)
- 3 MOHAIR TROPHY(6260)
- 4 HIGH PERFORMANCE(ART.1430/1430U)
- 5 HERITAGE(ART.4550)
- 6 TROPICAL(ART.091/091T)
- 7 COOL EFFECT(ART.166/166U/3600/3620/3640)
- 8 TRFEO 600(ART.1820/1820U)
- 9 PRECIOUS QUALITY(ART.2960)
- 10 SHANG(ART.3380)
- 11 JKT/QUALITY(ART.488T/4930/4700/4710/4660)
- 12 CASHCO(ART.5310)
- 13 DEEP BLACK(ART.1020/1030/1040)
- 14 最後に・・・
SUMMER TWIST(7750)
ウールシルクの超軽量スーツ地をご紹介します。
7750は150gと軽量で、ファンシー柄のオーバーダイのクオリティです。
TRAVELLER(1880/1880U/3580)
夏のトラベラーとして大ヒット中の1880、1880Uは引き続き人気の高い素材です。
新しい柄を加えてさらに充実したコレクションとなっております。
タテが91の双糸を使用しており、きめ細やかで美しい表面感が好評です。
目付けが250gと初秋や梅春など、最も寒い時期を除けば通年で着ていただける素材ですので、幅広い用途で御使い頂けます。
クールビズの流れもあり、春夏でスーツを買うなら扱いやすく特徴のあるものはいかがでしょうか。
MOHAIR TROPHY(6260)
南アフリカ産の上質なモヘアを使用した夏の定番素材です。
張りこしのある風合いに加え、光沢感、清涼感が特徴です。
6260は柄もシンプルでモヘアらしい存在感に溢れています。
HIGH PERFORMANCE(ART.1430/1430U)
オーストラリア産スーパーファイン・メリノウールを強撚した定番素材。
80年代半ばにゼニアが開発した機能性の高いクオリティで、弾力性がありしわになり難く、しわが出来てももとに戻りやすい特徴があります。
今シーズンはこの1430Uと1430のクオリティに集約されました。
ナチュラルストレッチの使いやすい高級素材です。
HERITAGE(ART.4550)
“Heritage”は、ゼニア社が誕生以来開発してきた素材を集めた歴史的に貴重なファブリックのコレクションブックと、エルメネジルド・ゼニア自身のワールドロープから取り入れた1930年代のデザインと風合いを現代風な魅力ある服地に織り上げた素材です。
1930年代と同じDouble TwistとTraditional Finishを施した素材は、その当時の色柄を特徴とするだけでなく、高い皺の回復力も特徴としており、多忙な一日や長旅の元で着用しても、きちんと掛けておくだけで、元通りの表情を取り戻す機能を備えています。
スーツのラインは廃止となりましたが、ファンシーのジャケットが新登場です。
流行のブークレ調で、動きのある表面感が新鮮です。
TROPICAL(ART.091/091T)
オーストラリア産のスーパーファインウールを使って織り上げた夏向きの平織素材です。
230g/mと軽量で、サラリとした清涼感と風合いの良さが特徴です。
ゼニアの春夏向けの基本的な素材でクラシックな色柄が中心となっています。
COOL EFFECT(ART.166/166U/3600/3620/3640)
ダークカラーのスーツは、男性のワードローブでは欠かせないアイテムとなっていますが、気温が高い真夏などの季節は、そのイメージから着用を敬遠されることが多いと思います。
『Cool Effect(クールエフェクト)』は夏の定番クオリティで多くの媒体でも取り上げられ、世界的に好評を博しています。伝統的なエレガンスと最新のテクノロジーを融合させ、常に市場に新しい息吹をふきこんできたエルメネジルド・ゼニアグループが開発したこの革新的なファブリックは、ダークカラーでも太陽光を反射し、体感温度を下げてくれます。
例えば外気温が40度の場合でも、体感温度はそれ以上に涼しく感じられます。
『Cool Effect』は細さ17ミクロン(1ミクロンは1000分の1ミリ)のオーストラリア産ウールを原材料としてつくられ、生地の染めと仕上げの段階で特別なトリートメントが施されています。
この画期的な新ファブリックは、ダークカラーのファブリックでも明るい色合いのファブリックと同様に太陽光を反射する特性を持ち、真夏の太陽の下、スーツを纏う男性のスタイルを変え、夏の暑いシーズンでも涼しく快適に着用いただけます。
『Cool Effect』は、バリエーション豊かなコレクションを展開します。
無地、チェック、ピンストライプなどフォーマルからアクティブなスタイルまで、ダークカラーのワードロープを年間通して楽しむことができるようになりました。
また、従来のトロピカルの素材と比較してみますと、まず目付けが220gから190gに、糸の番手も70から82に細くなりました。
トロピカルは緯糸が単糸使いでしたが、縦糸・緯糸共に双糸使いとなり、パフォーマンスにも優れた素材へとして人気があります。
今季は新しくCOOL EFFECTファミリーのシアサッカー素材とフォーマルにふさわしいジャガードのジャケット素材も加わりました。
TRFEO 600(ART.1820/1820U)
軽量トレンドの一環として、TrofeoにシルクをブレンドしたTrofeo600クオリティが人気です。
600とはシルクの番手のことで可能な限り細番手のファインなシルクとTrofeoウールのダブルツイストで縦横双糸使いとなっております。
生地表面がきめ細かくシルクの上品な光沢があり、高級感のある素材で色合いも明るくSSならではのバリエーションがございます。
ウェイトは特筆すべきもので、190gと超軽量化を実現させました。
定番素材のTrofeoに満足せず、更に一歩進んだものを求められているお客様に魅力ある特徴を備えたクオリティとなっております。
PRECIOUS QUALITY(ART.2960)
ゼニアのスーツ地のラインナップの中では最高級の15マイクロンの素材も人気です。
特にオーダーの市場ではゼニアの定番として好評を得ております。
SHANG(ART.3380)
Shangとは中国の王朝“商”の英語名です。
商の時代、中国は絹の黄金時代にありましたが、現在のファッションにおいてエレガンスさやそのたおやかさを引き出すために欠かせないシルクのルーツは間違いなくこの数千年前の歴史にさかのぼるのです。
ゼニア社はウールとこのシルクをブレンドすることで現代的で繊細で軽量なクオリティを開発しました。
綾織りでシルクの高級感ある光沢が魅力です。
昨今は夏の素材でもこのクオリティのような軽量な綾素材が人気を博しています。
Trofeoより買いやすい価格の綾織り素材として定番人気です。
そしてコンパクトヤーンを使用することで表面感がよりスムーズな仕上がりとなっております。
JKT/QUALITY(ART.488T/4930/4700/4710/4660)
定番であるウール、シルク、リネンの三者混のコレクションからはウール勝ちなものリネン勝ちなものをお好みでお選びいただけます。
全て目付けも軽く涼しげで、盛夏シーズンまで長い期間着用が可能なものが揃っています。
色目も明るくて、価格もリーズナブルなものが多く好評です。
新素材の4660は平織りでかすり調の柄が魅力です。
CASHCO(ART.5310)
秋冬で好評な5310を春夏でも継続しております。
セットアップに最適なマットの表面感のギャバジンで、エラステンが入っておりますので着やすさも抜群です。
DEEP BLACK(ART.1020/1030/1040)
舶来物では初めてのご紹介になると思われますが、濃染のフォーマル素材を新しくご紹介します。
通常のコレクションの黒色は、国内の濃染ブラックと比べるとグレーのように薄く見えるのが普通でしたが、ゼニアの技術革新の追求の結果、国産の濃染加工と遜色のない濃いブラックのウール素材を開発いたしました。
織りの種類により6品番ございます。
最後に・・・
今回はエルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)2017 SS 生地についてご紹介しました。
ゼニア生地の魅力は、厳選を重ねて選び抜いた原毛をゼニア特有の工程を通し高品質生地へと昇華させている点にあります。
こだわり抜いたゼニア生地で仕立てたオーダースーツやジャケットは、世界中の目利きがうなるほどの肌触りと光沢を持っています。
ゼニアのオーダースーツ、あるいはゼニアのジャケットを一度でも羽織ると虜になる。
そんな男性が続出しているのもうなづけます。