本日ご紹介するスタイリング事例は、ブラウンで統一した
オシャレ過ぎるジャケパンスタイルです♪
ゼニア(Zegna)が2009年に、高品質のシルク織物で有名な
ノバラ(NOVARA)社を傘下に収めてスタートしたコレクションの1つ…
“TESSITURA DI NOVARA”(テッシトゥーラ ディ ノバラ)
という、ブランドをご存じでしょうか?
今回はその、TESSITURA DI NOVARAの生地で
ジャケットとジレをお仕立て!
ジャケットの仕様は、ピークドラペルにくるみボタンを。
そして、もう1つこだわりが…
ジレの裏地部分を共地仕様に。
これはもう、オシャレ過ぎます…(笑)
ベージュのスラックスを合わせ、ダンディなブラウンコーデに。
ボルドーのパンツなどを合わせても、
またブラウンコーデとは違う雰囲気のコーデが楽しめます。
『TESSITURA DI NOVARA』(ノバラ)は1932年にイタリアで生まれたシルク専門メーカーです。
クオリティが高く80年の歴史をもつNOVARA社をZegna社は2009年に買収、ゼニアグループのシルク部門を強化させました。
Zegnaの中に革新的なラグジュアリー素材中心のTESSITURA DI NOVARAという生地ブランドが生まれました。
シルクについて
シルク(絹)は古くから、ドレスや着物などフォーマルウェアの分野を中心に、
最高の衣料素材として、世界中の人々を魅了し愛用されてきました。
優雅な光沢やしなやかな肌ざわりと、吸放湿性、保温性などに着心地のよさがあり、
他の繊維にはない固有の特性がシルクの魅力です。
身体にやさしいシルク。
それは肌成分に近い約20種のアミノ酸を含む天然のタンパク質繊維です。
光沢と色彩
シルクの光沢は、よく真珠にたとえられます。
真珠は光の波長によって表面で反射するものと、
透過した内部から反射するものが干渉しあって独特の光沢を生みだします。
シルクの美しさは染め上がりの美しさにもあり、
染料にも美しく染まり、様々な図柄を鮮やかに染め分けることができます。
シルクの強さ
シルクは細い繊維が織る薄い生地が多いので弱いように思われがちですが、
意外なことに引っ張り強さは羊毛や綿よりも大きく、繊維の中では強い部類に入ります。
シルクの吸湿性と通気性と保温性
天然繊維の中でも、シルクは綿よりも高い吸水性があり、放湿性も綿に遜色ない特徴をもっています。
また、シルクは繊維の間に空気をたくさん含むことができます。
空気の部屋をたくさん持つことで外の暑さ・寒さに影響されにくく身体を快適に保ちます。
さらに、吸湿性と保温性にも優れた繊維で、軽やかな薄さとしなやかな特性を持ちながら、
寒い日は暖かく、暑い日は涼しく、快適に過ごしやすい素材です。
静電気とシルク
シルクは吸湿性に富んでおり合成繊維に比べ静電気はおきにくくなります。
紫外線カットとシルク
シルクは繭の中の蚕が紫外線を浴びないように守る機能があります。
シルクの服を身につけた場合、お肌の大敵である紫外線をカットします。
シルクの紫外線カット率は90%前後あると言われています。
シルクの特性・特徴を理解してあなたの生活をオシャレに、快適にして下さい。