ダンディズムあふれる紳士なら女性の目はさり気なくでも常に意識したいもの。
ジャケットやスーツはもちろんネクタイやベルト、靴とのコーディネートも女性は男性以上に見ているものです。
神は細部に宿る
と言いますが、常に見られている以上細やかさを意識しなくてはと考える今日この頃です。
過去にやらかしてしまったワイシャツ事件
今日は私の知人の話を紹介します。
今でこそ彼はオーダーに目覚め、周囲から見てもお洒落な男性として認知されているのですが若い頃はこんな失敗をしたそうです。
ある暑い夏の日のこと。
営業から帰った彼は上着を脱ぎ(まだクールビズがない時代です)
自分の席でデスクワークをしていました。
すると、営業をサポートしてくれる女性から声をかけられます。
「あのね、ワイシャツの下に 下着を着てくれないかな?目のやり場に困るし、、、 マナーだよ、マナー!」
・・・と怒られたと。
中学や高校ではそんなこと言われなかったのに・・・
彼にしてみればこれは驚きの事件でした。
なぜなら、中学や高校では夏服といえばワイシャツ一枚だったからです。
それで女子から文句を言われたことなどなかったのに・・・
彼にとってはワイシャツは透けて当然
これは常識だったのでしょう。
ですから会社ではじめて「目のやり場に困る」
と指摘されたときは恥ずかしいというよりも驚きだった、ということです。
マナーは大事、とはいえ、彼のワイシャツの下に下着なしは一理あるスタイルです。
なぜなら
ワイシャツは下着
・・・だからです。
「素肌にワイシャツ派」からすると
ヨーロッパでは人前でジャケットを脱いでワイシャツ姿になることは「マナー違反」とする説もあります
というわけです。
気候の違いもありますから日本のように夏場など湿度が高い地域では、それに合わせたスタイルが必要かなとは思いますが・・・
本来ワイシャツは下着である
ということは紳士たるもの覚えておきたいところです。
そこでオススメなのが
ワイシャツにはジレスタイル
ワイシャツを下着とするならば下着姿で街を歩くことはNGです。
そこでワイシャツの上にジレを着るというスタイル。
ワイシャツ一枚よりも暑さは感じますがジャケットを着るよりも涼しく感じます。
着心地のいい生地で仕立てたワイシャツなら、その着心地を素肌で味わいつつ見た目も女性ウケしてグッド。
夏でもほかのシーズンでもジレがあると着回しの幅が広がります。
快適さを求めつつ女性からの視線も意識する。
ダンディズムな装いの参考になれば幸いです。
PS.
ワイシャツのクリーニングについて。
出張時など、ホテルのクリーニングを利用することもあるかと思います。
そこで悩むのが「のり付け」。
洗濯のりをつけることでパリッと仕上がり、かつ汚れがつきにくくなる
メリットがあります。
一方、パリッと仕上がるゆえに襟やそで口が固くなりがちなので、敏感肌の場合は肌荒れなどの原因になることも。
また、クリーニングでは一般的にお湯で機械洗浄します。
そのため、生地が傷みやすくなると言われていますので、もしお気に入りのシャツをクリーニングに出す場合は手洗いが可能かどうかを聞いてみるといいかもしれません。
PPS.
今日のダンディズム動画
シャツのたたみ方【出張・旅行に便利】
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A4サイズの紙かクリアファイルがその秘訣です・・・