ダンコレ®を愛用頂いているお客様のひとりに、
海外出張が多い方がいます。
出張する国を聞くとタイなど暑い国が多いことから、
さすがにスーツを持っていくことはないのではと思っていたところ、
なんとそのお客様はスーツはもちろん、
ジャケットも持っていく、
と話されていました。
そこで聞いてみました。
スーツかジャケットか、
海外出張に一着だけ持っていくとしたらどちらを持っていきますか?
と。
そのお客様は…
一着だけ持っていくならジャケット一択
ほぼ即答で、ジャケットを持っていきますと、
話されていました。
その理由はこうです。
タイやベトナムでは、
ワイシャツにスラックスというスタイルがビジネスの基本であり、
上着を着ることがビジネス上はあまりないから。
もちろんこのお客様は上着を着なくても大丈夫であり、
訪問先によってはスーツの上下にネクタイが必要となる場合もあるでしょう。
しかしお客様いわく
「街を歩くとわかりますが上着を着てネクタイをする、
現地のビジネスパーソンはほとんどいません」
とのこと。
郷に入りては郷に従え、ということでしょうか。
では、ジャケットはいつ羽織る?
このお客様は、
タイのバンコクを例に話をして下さいました。
まず、いくら1年中暑い南国とはいえ
室内や電車の中は冷房が効きすぎて寒い場合があるから、とのこと。
そこでスッと羽織れるモノがあると重宝する、とのことでした。
そしてもうひとつ、ドレスコードが必要な会食の場合です。
いくら暑い国とはいえ、きちんとした会食会場ではきちんとした装いが求められます。
「どんな場所でもジャケットさえあればドレスコードがNGということは基本ありませんから常に持ち歩くようにしているんです」とそのお客様は話していました。
その街のルールを知っておくこともダンディズムを嗜むには必要です
今日の話は個人的にも興味深く、
私も海外に出る際にはジャケットを持っていこうと思いました。
ファッションはマナーであると以前書いたことがありましたが
その街のルールのようなものを知っておくことも、
同じくマナーなんだな、と。
ダンディズムを嗜むひとりとして訪れる街のルールは事前にチェックしておきたいと思います。
余談ですがこのお客様はこうも言っていました。
ジャケットを羽織って飛行機に搭乗するだけで、
フライトアテンダントさんの視点はガラッと変わります。
仲良くなりたいなら、
飛行機にジャケットは必須ですよ…
それでは、今日はこのへんで(笑)。
ジャケットに必須のアイテムといえば?
ジャケットを携帯するなら鞄のなかに常備しておきたい必須のアイテムがあります。
それは、ブラシ。
ホテルにも基本、
ジャケットや上着用にホコリ落とし用のブラシが常備されているものですが
会食前などにもさっとひと払いしたいときがきっとあるはず。
そんな時に、
鞄の中に携帯用のブラシがあると大変重宝します。
毛足がそこまで長くない、携帯用のジャケットブラシなら鞄のスペースもそんなに必要としません。
ジャケットと一緒に、ぜひ常備してみて下さい。
ダンディズム動画
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テーラードジャケットと、
セットアップではないパンツを組み合わせるにはどうすれば?
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