例えば、スーツでもジャケットでも厚手の生地で仕立てたものを着るときや、
やや幅広の襟のワイシャツを着るときに、ネクタイの結び目にボリュームを持たせたいときがあります。
今日はそんな時におすすめのネクタイの巻き方を紹介します。
胸元にボリュームをもたせたいそんな時におすすめなのはコレ
普段はプレーンノットやセミウィンザーノットでも着用するジャケットの生地やワイシャツの生地や襟型により、
ネクタイの結び目をふんわりとボリューミーにしたいときがあります。
そんな時にシンプルでおすすめなのは「ダブルノット」。
やや薄手のシルクでも細身の形状でも、
プレーンノットだとスッキリな印象がダブルノットだとボリューミーに変わります。
個人的には、秋から冬にかけて、
温かみを演出したい時にオススメの巻き方でもあります。
巻き方はシンプルしかし整えるには慣れが必要
後ほど動画で紹介しますが、ダブルノットの巻き方はとてもシンプルです。
なぜならプレーンノットを「シングルノット」だとすると2回巻くだけでオーケーだからです。
だからプレーンノットができるとダブルノットもできるということになります。
しかし、プレーンノットと異なりダブルノットの形状を整えるのはなかなか大変です。
生地が重なりボリュームが増える分、整え方にも慣れが必要、ということでしょうか。
整えるヒントとして、重なっている生地の部分をキッチリ揃えるのではなく、
ややズレ感を出したままにするとキレイに見えるかと思います。
ダブルノットの結び方
気になるダブルノットの結び方は、
PPS.でご紹介しますので、早速試してみて下さい。
百聞は一見にしかず。
動画を見ればすぐにマスターできるかと思います。
ほかの巻き方同様に、アドバイスを。
キレイな三角形やディンプルと呼ばれるくぼみをつけることは最初は難しいかもしれません。
しかし繰り返し練習することでキレイに上手に巻けるようになります。
ダンディズムへの道は毎日少しの努力から、
ですからぜひ美しい結び方をマスターして下さい。
それでは、今日はこのへんで。
今日もダンディズムあふれる一日をお過ごし下さい。
PS.
ネクタイもクリーニングに出しますか?
コレもよく聞かれる質問です。
私の場合、極力ネクタイのクリーニングは避けています。
なぜなら、生地が傷んでしまうから。
お気に入りのネクタイに自分ではとれないシミが付いた場合はしみ抜きをお願いすることもありますが、
基本は着用後に自分でケアしています。
そのケア方法とは、霧吹きで水をかけるだけ。
そして乾いてからブラシで軽く払う。
水が乾燥する際、汗やちょっとした汚れを表面に浮き立たせてくれるので、
これだけでも大丈夫かと思います。
ネクタイはジャケット以上に傷みやすいため、
多めに用意しておくことがいいですね。
コーディネートの幅も広がりますから。
PPS.
今日のダンディズム動画
ボタンダウンシャツにもオススメ
『ダブルノット』
結び目がタテに長くなる結び方ですのでレギュラーカラーやボタンダウンシャツに相性が良いです。
結び目の下を少しズラして段差で表情をつけるのがポイントです。
一度、お試し下さい。