婚活パーティーに着ていく服でお悩みですか?
一応何を着ていくか決めたけど、女性受けするかどうか不安・・・。
そんなあなたに、女性の立場から、本音でアドバイスします!
婚活は出会いの場ですが、話し始めるまではどんな人なのか、お互いに分かりません。
それで、最初の判断材料となるのが、外見です。
あなたが女性を外見で判断するように、女性もまた、あなたを外見で判断します。
そんな時、最初からモテるコーディネートが分かっていれば、条件の一つはもうクリアしたも同然です。
女性が男性の外見に求めるものは、ご承知のように、まず清潔感です。
洋服を洗濯したから大丈夫?洗濯するのは当たり前、大前提です。
清潔感とはイメージ上でのこと。
髪型や爪はもちろんのこと、服装もシンプルでさっぱりとしたものが好まれます。
これ、ただ地味なのとも違います。
「自分は爽やかで清潔感があるから大丈夫」と自信のある人は、この記事を読まないでください。
しかし、その「爽やかで清潔感がある」は、女性に確かめたものでしょうか。
婚活に参加する男性は、おそらく長年、誰からもファッションの指摘を受けていないと思います。
その自信が確かなものか、この記事を読んで、ご自分のファッションセンスを確認してみませんか?
ジャケパンは、柔らかすぎず、硬すぎずのファッションで、女性からは好印象です。
そして、それを裏付けるデータも見つかりました。
早速ジャケパンを揃えに行きたいところですが、いくつか注意点があるので、この記事を読んでから、お出かけくださいね。
なぜジャケパンがもてるのか
あるパーティー会社で、一番カップリング率が高いのは、どんなファッションの人だったかを調査したそうです。
それによると、男性は大体4種類のファッションに分かれました。
スーツを着た人
ジャケパンを着た人
カットソーやカーディガンにパンツというリラックスコーデ
ジーンズにパーカー、スニーカーというカジュアルスタイル
さて、この中でダントツでカップリング率が高かったのが、ジャケパンだったそうです。
なんとカップルが成立した50%以上の男性が、ジャケパンだったのです。
これはちょっと驚くべきデータですね。
なぜジャケパンだけが、こんなにモテたのでしょうか?
参加した女性たちに、ジャケパンについてアンケートを取ったところ、
「ジャケパンの男性は社会的にちゃんとしていそう」
「出来る男の休日というイメージ」
「性格に癖がなさそう」
「TPOを理解している」
「清潔感がある」
という回答だったそうです。
女性は初対面の男性に対して、少なからず警戒心を抱いているものです。
その警戒心を解きほぐすには、社会的に真っ当なイメージで、清潔感があり、誠実そうな雰囲気が必要です。
これらのイメージがあれば、初対面でも安心して、心を許して話すことができます。
コーディネートのセオリーを守れ!
服の組み合わせには、セオリーがあります。
これを知っておかないと、いくらジャケパンでも田舎臭くなってしまったり、着慣れていないことがばれてしまったりします。
それではいくつか、守るべきセオリーをご紹介しますね。
ジャケットの色はベーシックで
まず、ジャケットとパンツの色ですが、ベーシックカラーと呼ばれるもの同士を組み合わせると、失敗しません。
ベーシックカラーとは、グレー、黒、ベージュ、紺の4色です。
例えばジャケットをグレーにしたら、パンツは黒かベージュか紺、ジャケットを紺にしたら、パンツは黒かベージュ、またはグレー、という具合です。
上下同色同士は失敗率が高いので、お勧めしません。
ただし、ジャケットとパンツが同色でも、中のシャツを差し色にして工夫すれば、リズムが出てくるのでOKです。
また、上から下まで全身黒一色は嫌われ度の高い組み合わせなので、避けましょう。
春夏ならグレーやベージュに濃い色を合わせると軽い雰囲気になりますし、秋冬なら濃い色同士でも落ち着いた印象になります。
反対に、夏に濃い色の組み合わせだと、重い印象になってしまうので、中に着るシャツを白に近い色にするなど、工夫すると良いでしょう。
ジャケットはベーシックカラーにして、パンツはカーキや白にしてみてもOKです。
例えば紺+白、黒+カーキなどです。
ジャケットの白は上級編ですので、ある程度コーディネートになれたら挑みましょう。
ジャストサイズを選べ!
今の主流は腰の位置がくびれているジャケットです。
間違えても昔着たジャケットを、クローゼットの奥から引っ張り出して着てはいけません。
肩パッドが入った大ぶりのものもNGです。
女性はよほど無頓着でない限り、流行かそうでないかが一目で分かります。
腰にくびれの入ったジャケットは、上半身をほっそり見せるだけでなく、腰の位置を高く見せてくれるので、足を長くみせる効果があります。
また、自分の身体のサイズに合っていないもの、特に大き目のサイズはだぶついた印象を与え、もっさり見えてしまいます。
必ずジャストサイズのものを着ましょう。
できれば今ショップで売っているものを購入したいものです。
しかし、パーティー当日におろすのでは、あからさまに新調だということが分かってしまい、ふだんから着慣れていないことがバレバレです。
当日までに数回着て、身体に馴染ませておくと良いでしょう。
色の組み合わせは3色まで
カラフルな色が好きだからといって、たくさん色を足してしまうのはNGです。
たくさんの色があると、統一感がなくなってしまい、ガチャガチャした印象になってしまいます。
使う色は3色までに抑えます。
例えばジャケットが黒でパンツがベージュなら、シャツは白かキナリなどにします。
バッグやベルト、靴も黒にすると、全体的に統一感が出てオシャレな感じになります。
もしモノトーンではない色を入れたいと思ったら、1色だけ差し色にする方法もあります。
例えばグレーのジャケットに黒のパンツなら、シャツはブルーやピンクにするなどです。
差し色は面積が狭いほど効きますので、黒、グレー、白のモノトーンのグラデーションコーデなら、ベルトやバッグなどの小物に色を使うと効果的です。
また、色のトーンを合わせるのも、一つの技です。
全体をグレイッシュで合わせたり、同じ色の濃淡にしたり、反対色を使ってみたりと、いろいろ工夫してみてください。
パンツはテーパードかチノを選ぶ
パンツはカチッとし過ぎない、テーパードかチノパンを選びましょう。
テーパードとは、ズボンの形のことで、ひざ下から足首が徐々に細くなっている形のものを言います。
スリムパンツと違い、腰や腿は余裕があるので、比較的履きやすいパンツです。
テーパードタイプはカラージーンズやコットンパンツ、チノパンにもあります。
テーパードにすると全体が締まって見え、だらしなくなりません。
チノパンは、テーパードでなくてもある程度きちんとした印象を与えてくれます。
ただし、タックが入ったものは避けましょう。
タックが入ると腿やおしりが太く見え、だらしない印象になります。
靴下はもちろんコットンで。
ズボンがくるぶしの見えるような短めテーパードなら、スポーツタイプで靴に隠れるような、短い靴下がおすすめです。
チェックされるのは靴
女性が顔の次に見るところはどこだか知っていますか?
それは、「靴」なのです。
靴にはその人のセンスがにじみ出ます。
せっかくジャケパンでキメても、靴が通勤用の革靴や、スニーカー、ウォーキングシューズではお話になりません。
靴だけはちょっと無理をしても、いいものを選びましょう。
女性は靴を見て、大体その人がどのくらいの生活水準か、またどんなセンスかが、分かってしまうのです。
恐ろしいですねー。
もちろん、汚れているなんて言語道断です。
前日には靴を磨き、会場に入る前には、靴の汚れチェックをしっかりとしてください。
オススメはイタリアンブランドです。
革のローファーやモカシン、スリッポンならジャケパンにも合いやすいし、スッキリとまとまり、履き心地も楽です。
逆に、あまりにも装飾があり、ドレッシーなものは、ジャケパンのカジュアル感には向いていないのでご注意を。
分からなければ、ショップの店員さんに聞いてみましょう。
靴選びは、当日のジャケパンを着て行くと合わせやすいですよ。
仕立ての良いシャツ
シャツも、中程度のものを着ていきたいものです。
中程度とは、価格にして4千円から1万円クラスのものです。
仕立ての良いシャツは、生地の光沢で分かります。
ボタンホールや襟のループなどのディテールにも違いが出ます。
そんな違い、見ただけで分かるか?と思うかもしれませんが、女性は細かいところまで見ているものです。
特に、シャツは生地の良し悪しがはっきりわかるものなので、良いものを選びましょう。
色ですが、あまり濃いものだと「ホスト?」と思われてしまうため、薄めの色が良いでしょう。
襟の形のチョイスで、センスが分かれます。
オーソドックスなレギュラーも無難ですが、少しオシャレ感のあるワイドや、清潔感のあるボタンダウンも良いでしょう。
また、ノーネクタイ前提のイタリアンカラーもオシャレです。
シャツは清潔感をアピールできる貴重なアイテムの一つです。
襟は顔の一番近くにあるので、話している最中でも自然と目に入ります。
また、袖は手を動かすたびに、やはり目に入りやすいので、印象に残ります。
糊の効いたシャツをパリッと着こなせば、清潔感がアップします。
バッグはクラッチバッグで
持ち慣れていない人もいるかもしれませんが、バッグはクランチバッグを選びたいものです。
トートバッグも皮製など高級感のあるものならアリですね。
休日の服装なので、ビジネスバッグは言外ですし、ポケットに財布を入れて手ぶらで行くのも、ポケットが膨らんでせっかくのコーディネートが台無しになります。
オススメはユナイテッドアローズやダニエル&ボブ、シセイなどです。
ユナイテッドアローズはデザインが豊富なので、一つのショップで色々なタイプが選びやすいのが嬉しいところ。



ダニエル&ボブはベルトの生産から生まれたイタリアのバッグブランド。
どれを選んでも間違いありません。

シセイ(Cisei)
シセイはイタリア在住の日本人デザイナーによって生まれた、日本のレザーバッグブランド。
シンプルな中にもクオリティの高さが際立ちます。持っていれば、一目置かれること間違いなしです。


やってはいけない!6連発
多くの女性がドン引きするファッションをご紹介します。
この格好をしていくと、「またお会いしたいです」とは絶対言われません。
カップリング率0%・・・とは言い切れませんが、やめておいた方がいいでしょう。
1)シャツの下に白い丸首Tシャツ
2)チェック柄のシャツで前は全開
3)タック入りのよれよれチノパン
4)全体的にオーバーサイズ
5)姿勢が悪い
6)品の悪い言葉遣い
1)の白い丸首Tシャツですが、「学生!?」と思わず突っ込みたくなります。
素材によってはインナーとして、1枚でジャケパンに合わせるのもアリですが、スタンダードなシャツの下の丸首シャツは、若々しいというよりも、学生のままのセンスなの?と思われてしまうので、やめましょう。
2)チェック柄のシャツは、ともするとオタクっぽくみえてしまいます。格好良く決めたいならチェック柄のシャツは避けましょう。

中に丸首シャツを着て、チェック柄のシャツのボタンを全開で羽織れば、女性がドン引きするファッションの出来上がりです。
3)パンツの章でご紹介した通り、タック入りのチノパンはNG。
とても楽な履き心地ですが、ダブダブでだらしなく見えますし、太っているようにも見えてしまいます。
アイロンもかけずにヨレヨレなど、もう清潔感の片鱗も見えません。
4)オーバーサイズは全体的にダブついた印象を与えます。
ダブついた印象は、清潔感を感じられないものです。
また、太っているようにもだらしなくも見えてしまいます。
サイズはジャケットもパンツも、必ずジャストサイズを選びましょう。
5)姿勢はファッションではありませんが、ファッションを格好良く見せるためには欠かせません。
どんなに格好良く決めても、猫背の姿勢だと貧相に見えてしまいます。
背中を伸ばして堂々と行きましょう!
6)言葉遣いは品の良さを反映します。
いつも使わないような、かしこまった言葉遣いをする必要はありませんが、「やべえ!」「まじで!」「ウケる」は使わないようにしましょう。
まとめ
女性の立場から、婚活でモテるジャケパンについてお伝えしてきました。
本音なだけに、少し厳しい意見も言ってしまいました。
しかし、それだけやめてほしい気持ちが強いのです。
色の組み合わせやジャケット、パンツの形にはそれぞれセオリーがあり、それを意識するだけで女性受けする格好良いジャケパンスタイルになれます。
グレー、黒、紺、ベージュは定番中の定番です。
だから相手に安心感を与えますし、誰が着ても似合う色で、どの色を持ってきても大丈夫な色。
これを知っているだけでも、もう武器を一つ装着したようなものですが、サイズは自分のジャストサイズにすること、ジャケットにくびれがあるものを選ぶこと。
そしてパンツはテーパードか、チノを選ぶならタックつきではないものを選ぶ。
少し上等な薄い色味のシャツを選べば、これで野暮ったさや、おじさん臭さとさよならです。
靴とバッグまでチェックすればもう完璧です。
あとは姿勢を正しく、堂々と!
猫背やうつむき加減は暗い雰囲気がして、一緒になっても暗い生活になるのではないかと想像してしまいます。
「この人と結婚したい」とは到底思われません。
姿勢はその人の生き方を映し出していると言ってもいいでしょう。
女性は自信を持って生きている男性に憧れるものです。
婚活パーティーにはセオリーを守ったジャケパンで登場し、素敵な女性をつかまえてください!