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ジャケットスーツオーダーを嗜むにつれてふと気づくことがあります。

クローゼットを眺めているとどうもネイビーばかりだな…

あるいは、茶系が多いかな…という具合にです。

色は好みもありますし、パーソナルカラーという視点もありますから、
ある程度偏るのは致し方ないところだと考えています。

そこで色は同じなのだけれども違ってみせる、
オーダーならではの解決策を今日はお伝えしたいと思います。

その方法は、
生地の素材を変えること

例えばネイビーはネイビーでもペンシルストライプなのか、
あるいは無地なのかにより、見た目の表情は変わります。

しかしネイビーという色そのものは変わらないのでどうしたものか、となる。

そこでオススメしたいのは生地素材を変えることです。

ウールのネイビーとリネンのネイビー、

カシミヤのネイビーやシルクのネイビーも素材により違うネイビーに見えることが多いのです。

厳密には、同じウールでもヴィンテージ素材か最新の素材かなどで色は異なって見えます。

しかし明らかに異なる色をまといたいのであれば、生地を変えて仕立てることをオススメします。

シルクのグリーンが
実は別の色だった


先日、こんな体験をしました。

生地屋さんへ仕入に行った際この生地がオススメです、と言われて見てみたところ、光沢のあるグリーンが目を引きました。

しかし手にとって近くで見てみると濃いブラウンへと色を変えています。

もちろん本当に色が変わったのではなく、光の当たり具合でグリーンからブラウンへと変化したわけですが

このシルクの生地を見て私は、なんともいえないセクシーさを感じたのです。

外にいるのか、中にいるのか
晴れているのか、雨なのかで
表情が変わるジャケット


の当たり具合で表情が変わるジャケットは着る楽しみがあります。

知人と会食をしているとき、「今日は先日と違うジャケットですね」

と聞かれても、

「いえ、実は同じなんですよ」

と答え、生地素材についての話が弾む。

そんな話からビジネスの話も決まりやすくなるものです。

の当たり方、濃淡で顔の表情が変わるようにジャケットの表情も変わる。

なんともダンディズム溢れる方に似合う色気漂うジャケットではないか、と思うのです。

少々話がそれましたが同じ色でも素材の種類によって別の色へと変化しますので、

お仕立ての際はぜひいろいろな光の当たり具合で生地を確認してみて下さい。

シルク素材のお手入れは?


ジャケット素材を提案する際、私は主にウールをオススメし、

夏用にはリネンやモヘアも提案します。

日本は高温多湿なので…。

これらの生地の場合、豚毛や馬毛の洋服ブラシを使ってお手入れをすればいいのですが

シルクの場合はどうすれば?と気になる方もいらっしゃいます。

基本的に同じでいいのですが生地の柔らかさに応じて、ふさわしいブラシを選んだ方が、
生地が長持ちしますし、光沢も蘇ります。

洋服ブラシで5万円や12万円など、普段はなかなかお目にかかれないモノを知るチャンスですので

もしシルクやカシミアなどの素材を手にいれましたら、

洋服ブラシも色々と調べてみて下さい。

この経験と知識が、ダンディズムに深みを加えますので。

ダンディズム動画

たった30秒できる!プロ直伝のスーツケア

ブラシをかけるとき、上と下どちらからかけるか、ご存じですか?

コレを知っているだけで生地のお手入れに差が出ますので、ぜひご覧になってみて下さい。

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