今回のジャケジレは英国ブランド
Abraham Moon
(アブラハム・ムーン)
の生地でお仕立てしました。
MOONはハリスツイードと共に、
ウール業界を担ってきた
歴史あるブランドです。
主張の強いはっきりした
個性的なストライプ柄です。
非常に存在感のあるストライプで
会う人会う人に強く印象付ける
力のある生地です。
パンツはストレッチの効いた
上質の生地でスリムフィットの
お仕立てでも動きやすく、
シルエットもきれいに出してくれます。
ネクタイをされることの多い清水様。
光沢のある白のジャカード生地で
シャツをお仕立てしました。
ブラックのネクタイと合わせて
モードなコーディネイトが
できあがりました。
ジャケパンオーダーが初めてという清水様。
Q:今回お仕立てして初めて着てみられた感想はいかがでしょうか?
A:ほかと全然違うなと思いました。
Q:今まで服装に悩んでいたことは?
A:元職場の上司がジャケパンでそれに特化した店がなくて
ホームページを見てダンコレを知りました。
Q:次回欲しくなったらダンコレをご利用いただけますか
A:当然使わせて頂きます!
ありがとうございました!
英国ブランド
Abraham Moon(アブラハム・ムーン)
の生地で仕立てた、ストライプジャケット。
ハリスツイードと共に、
ウール業界を担ってきた
歴史あるブランドです。
モヘア、アルパカ等の獣毛素材を
組み合わせたニットのような
個性的な表面感を持つ生地です。
MOONとは
1837年は、アブラハム・ムーン・アンド・サンズが創立した日で、
ちょうどビクトリア女王が着任した記念すべき年でもありました。
アブラハム・ムーンはオックスフォード通りに3階建ての工場を持ち、原毛の洗浄から行いました。
工場のすぐ裏手には、幸いなことに新しい鉄道が建設され、事業に大きな利益をもたらします。
これを最大限利用し、1890年代には西ヨーロッパや日本に輸出してもいます。
1877年にムーン氏が交通事故で亡くなると、息子のアイザックが後を引き継ぎました。
彼は事業をさらに拡大し、紡績から生地のフィニッシングまで一貫した製造を行う完璧なミルを作りました。
1990年代に入ると化繊が台頭し、多くの工場が大敗していく中、
ムーンは高級品に重点を置き、最高品質だけを作り出せるミルとしてその価値を世間に知らしめます。
その際に得た顧客リストには、バーバリー、ポールスミス、
ラルフローレンなど国際的ラグジュアリーブランドが挙げられます。
その後も躍進を続け、オリジナル生地「ブロンテ・ムーン」を誕生させるなど、
数々のファブリックを世界中に提供し続けています。
ムーンの生地は、イギリスらしいしっかりとした目付と、
ふっくらとした温かみあるハイクオリティな生地が特徴です。
ジャケットやオーバーコートなどの生地が中心で、種類も豊富にあります。
ホームファブリックなどの織物工場としても有名で、その品質の高さは世界から認められています。
伝統的なオリジナルツイードや、色鮮やかなブレザー生地が得意で、しっかりとした風合いが特徴です。