歳を重ねるに連れ、かつては居酒屋だった夜もホテルでのディナーに変わる。
そんな経験にうなずく男性も多いのではと思います。
今日は私が聞いたディナー時の失敗について教訓として記しておきたいと思います。
「その姿で、ディナーはあり?」
その知人はある時、彼女と夕食を食べる約束をしていたのだとか。
普段から居酒屋を好む2人だったことから、この日もいつもの居酒屋だろうと考えていたところ、、、
彼女はドレスアップした服装で待ち合わせ場所に登場。
あれ、いつもと違う、、、
と思ったとき、知人はハッとしたそうです。
そうか、今日は、、、2人が出会った記念日だった。
まさか忘れるとは、、、しかし待ち合わせ場所についてしまったのですから、知人も腹をくくります。
ポロシャツとジーンズにスニーカーといういつもの格好で彼女の前に行き、彼女のドレスアップした姿を褒めようとします。
ところがその前に彼女の口から出た一言がこちら。
「その姿でディナーはありなの?」
忘れてしまった、は言い訳にならない
知人にしてみれば予想通りの、しかしもっとも聞きたくない言葉です。
そこで素直に告白しました。
今日が記念日だったことを、忘れてしまっていたのだと。
すると彼女は言います。
「まあ、、、忘れてしまったのは仕方がないけれど、、、私たちもいい歳なのだから、臨機応変に食事の場所は選びたいよね」
このセリフの意図はこうです。
仮に記念日を忘れていたとしても男たるもの女の格好で気を利かせ、夕食の場所を変えること程度はしてほしいわよね。
この意図を読み取った彼は、グウの音も出ないほど、落ち込んだそうです。
ジャケットは身だしなみのひとつ
皆が皆、そうではないですし、ジャケットなど必要ない、という男性もいるでしょう。
しかし、女性との約束があり、レストランなどへ行くことをその女性が好む場合、、、
マナーとして、ジャケット程度は持っていきたいところです。
もちろんジャケットなら何でもいいということではなくいい生地といい仕立てのジャケットがいいでしょう。
中でもいい仕立ては、とても大切。
身体にフィットしたジャケットでないと、どんなにいい生地でも見た目がよろしくないので。
ダンディズムを意識するようになったらまずはオーダーで一枚のジャケットを、仕立ててみてはいかがでしょう。
行動範囲も広がりますよ。
『モテジャケ®』をまだ試していないなら、こちらからご覧下さい。
パンツのお手入れはどうすれば?…という質問もよくいただきます。
基本、ジャケットと同じですが着用し、脱いだあとはブラシでホコリを落とすこと。
連続して着用する場合は、夜にスチームをあて、生地の回復を促しておくこと。
折り目をピシッとつけるため、ズボンプレッサーやアイロンを活用すること。
…こんなお手入れがオススメです。
またパンツはどうしても、股の位置で擦れて生地が弱くなりやすいのでスーツの数が少ない場合は、パンツだけでもスペアを用意しておくといいかもしれません。
手入れの基本は、毎日履くことを避けることですがどうしようもない場合に備え、ホテルなどでのアイロンがけを覚えておくといいでしょう。
アイロンがけは、ダンディズム動画をご覧下さい。
ダンディズム動画
パンツのアイロンのかけ方
ピシッとした折り目は、ご自身の雰囲気も周囲の雰囲気もキリッと引き締めてくれます。
身だしなみとして、パンツへのアイロンはジャケットよりも頻度が高いでしょうから、マスターしておきたいところですね。