他のテーラーとの違い

ダンコレと他のテーラーとの違い。
それはひとことで表現すると、「単なるテーラーではない、男たちの社交場」、と言えるかもしれません。
ここは、ただ服を仕立てるという単なるテーラーではありません。
ダンコレは社交場、本物志向の男たちが集う、サロンです。
一般的にテーラーとは、それが創業100年を超えるようなものであっても「服を仕立てる」という領域を出ることはなく、言葉を選ばずに語るならば単に服を作る場所に過ぎません。
経営者の目的、着用シーンに合わせた服を提案するなどと謳うテーラーもありますが、それはあたりまえのことですから。
「プロフェッショナルな仕立て職人」、それがテーラーです。
しかし私たちのような立場、24時間ビジネスや会社、社員のことを考えている男たちにとっては、服選びとは単にビジネスに勝つ戦闘服を仕立てるのみならず、休息の時でもあるはずですし、大切な人との憩いの場でもあるはずですし、新たなビジネスアイデアが閃く場でもあるはずです。
服選びを単なる服選びとしない
そこに何らかの理由を求めるのが、私たちのような立場に置かれたものの宿命でしょう。
ですからダンコレは、心斎橋のアルグラッドタワー35階という、ガラス張りのフロアを構え、遥か彼方まで一望できる空間を用意しました。
仕立ての後はシャンパンで乾杯、そして仕立ての合間にはプライベートやビジネス談義を楽しむ。
連れの奥様や知人にはソファーを勧め、そこに身を委ねて景観を楽しんでいただく。
ゆったりと贅沢な時間と空間を味わっていただく、そんな空間にしました。
一級品と言われるイタリア製のインポート高級生地を使い、仕立てはこれもまた一級品と誉れ高いニッポンの縫製工場のみを使う。
生地も縫製も仕立ても、そこで仕立てるジャケットやパンツ、スーツも、空間も、そしてその空間にいる人物も極上であることにこだわりました。
そして本物を知る男たちは古来、人に委ねることを知っています。
ダンコレもまた、スタイリストに自分のブランディングを委ねる。
プロに任せる度量、そして粋な遊び心を持つ男たちにこそふさわしいという意味で、車でいうとロールスロイスのようなもの。
自分で運転することのない空間。
車内は腕時計が秒針を刻む音しか聞こえないほどの厳かさを誇り、乗る者の心をおだやかにする車がロールスロイス。
ダンコレもまた、そういう経験を男たちにもたらすものです。
男たちの社交場、サロンであるダンコレ。
これこそ他のテーラーとの違いといえるでしょう。